今回は、大人気「はらぺこあおむし」の著者であるエリック・カールがイラストを担当する絵本:Brown bear, brown bear, what do you see?を紹介します。
「はらぺこあおむし」同様、明るい色使いが特徴的な挿絵がとても素敵な本です。英語で「色」の名前を覚えるのに最適な絵本となっています。
Brown bear, brown bear, what do you see?について
こちらの本「Brown bear, brown bear, what do you see?」邦題「くまさん くまさん なにみてるの?」は児童向けの英語の絵本です。著者:ビル・マーティン
挿絵:エリック・カール
あれ?見たことのあるタイプの絵だな?と思う方は多いはず。この本の挿絵はあの有名な「はらぺこあおむし」の作者であるエリック・カールが担当しています。
「はらぺこあおむし」と同様に色使いが美しく、独特のタッチで描かれた動物たちが出てきます。
一方の著者:ビル・マーティンも、アメリカの児童絵本作家で、実に300冊以上の絵本を世に送り出したとされる超大物絵本作家です。
(参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Bill_Martin_Jr.)
日本でも入手可能な英語の絵本で、価格も1000円前後とリーズナブルな絵本です。
Brown bear, brown bear, what do you see?の内容紹介
こちらの絵本は、様々な色の英語名を学ぶのに最適な絵本となっています。早速内容を見てみましょう!まず本編に入る前から、中表紙できれいな色がにじみたいに並んでいます。カラフルです。
本の題名の、
”Brown bear, brown bear, what do you see?”
は、「クマさん、クマさん、なにみてるの?」という訳となりますが、本編の中身最初のページでこのクマさんと文章が出てきます。
それに対して、クマさんは答えます。
”I see a red bird looking at me" 「僕のことを見ている赤い鳥を見みてるよ」
そしてページをめくると…今度はそのRed bird(赤い鳥)が出てきます。
質問は続きます。
”Red bird, red bird, what do you see?” 「赤い鳥さん、赤い鳥さん、なにみてるの?」
この様な感じで、色+動物の組み合わせと、「OOOさん、OOOさん、なにみてるの?」「OOOをみているよ」という形式で、色々な動物たちが出てくる…という内容になります。
例えば、Yellow Duck(黄色いアヒル)。これは可愛い。
さらにはPurple Cat (紫のネコ)といった「!?」という色の組み合わせの動物も出てきます。
Brown bear, brown bear, what do you see?のここがお勧め
この絵本のお勧めの点1つ目は、「はらぺこあおむし」のエリック・カールによるカラフルな動物たちです。「はらぺこあおむし」でもそうでしたが、色の塗り方がベタ塗りではなく、同じ紫でもちょっとトーンの違う紫を数種類使ってあったり、筆で塗った様な「ムラ」のある塗り方がされていて、見ていて飽きません。
2ページにわたって「ドーン!」と大きく描かれた動物は迫力があります。
そしてお勧めな点の2つ目は、その挿絵と一緒に展開されるシンプルな文章。すべて似たような文章形態のリピートとなるので、「OOO, OOO, what do you see?」という言い回しを子供でも覚えられます。
お勧めな点3つ目は、冒頭で記述した通り、「色の名前」を覚えるのに適した本であること。
色々な色に興味を持って覚えだす、幼稚園児くらいからお勧めです。
Brown bear, brown bear, what do you see?まとめ
今回はBrown bear, brown bear, what do you see?を紹介しました。短いお話のため、あっという間に読めますが、子供は何度も続けて読んで欲しがる1冊です。
ちなみに日本では、英語と日本語両方記載されてるバイリンガル版が偕成社から発売されているようです。こういうのも良いですね。日本語と英語で2度おいしい(笑)。日本語で読む分には内容的には簡単なので、それこそ0歳からの読み聞かせにもピッタリの様です。
以上、子供の英語教育にお勧めの本でした。
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