日本のニュースですが、日本の動物園にいるキーウィの最後の一羽がお亡くなりになったそうです。
”ニュージランドの国鳥である飛べない鳥「キーウィ」。日本では唯一、天王寺動物園(大阪府大阪市)で飼育されていましたが、同園は最後の1羽である「プクヌイ」が死んだことを8月5日に発表しました。”
Buzzニュースより抜粋
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b03b6f52869b8762358bb8077f73d9b5cabbbe5
うわー、日本にキーウィがもういなくなってしました。なんだかニュージーランドとのつながりが薄れる気がして寂しい!!
日本は高いお金を払ってパンダを中国からレンタルしていますが、ほかの国由来の珍しい動物を通して、他国についての興味関心を育てるってとても大切な気がします。特に子供の教育に大切ではないでしょうか。
そして、お亡くなりになってプクヌイちゃんですが、今年36歳だったようです。
"雌で、1988年にニュージーランドで誕生し、91年7月に来園した"
すごい、私よりもはるかに昔に国境を越えてニュージーランドから日本に渡ってました。日本滞在期間が33年にもわたるということですね。もうニュージーランド生まれだけど、日本人(鳥だけど)ですね。
そして亡くなったときに36歳!(人間で70歳相当)すごいー。キーウィがそんなに長生きだとは知りませんでした。相方だったジュン(オスのキーウィ)も42歳だったとのことです。天王寺動物園のスタッフさんたちが良く面倒を見てくれたおかげだろうと思います。
ちなみにクプヌイちゃん、名前の意味は何かなと思って調べてみました。当時のニュースは見つけられなかったのですが、Visitzealandia ホームページさんによると、何種類か種類のあるキーウィの中で、Little Spotted Kiwi (Pukupuku)という種がありまして、Pukupukuというのがコロッと丸いおなかという意味のようです。
"Māori call the little spotted kiwi the ‘kiwi pukupuku’, named for their round-bellied appearance. Kiwi are also sometimes called ‘te manu huna a Tāne’ - the hidden bird of Tāne, the god of the forest."
English name: Little Spotted Kiwi
Māori name: Kiwi pukupuku
https://www.visitzealandia.com/
さらに、プクヌイをそのまま、Pukunui(一語)でTe Reo Maori翻訳をかけると、”Greedy”(欲張り)と翻訳がでてくるのですが、何となく名前に付けたい意味ではないですよね。
Puku nui(2語)で検索すると、”My tummy is full”おなか一杯、と訳されます。
…ので私の予想としては、日本に渡ったPukunuiちゃんは、Little Spotted Kiwiの種で、丸くてかわいらしいおなか一杯の幸せなイメージでPukunui・プクヌイと名付けられたのかなーと勝手に想像しております。
いずれにせよ、プクヌイちゃんとジュンくんのご冥福をお祈りいたします。プクヌイちゃんとジュンくんの面倒を長年見てくださった天王寺動物園のスタッフさん、ごくろうさまでした。
一日本人としては、ニュージーランドと日本の良い関係のためにも、再び新たなキーウィが親善大使として日本に渡ることを希望します!