ニュージーランドは11月、初夏です!日差しが強くなりだし、天気の良い日の日当たりは肌が熱い!!
しかしこの季節(春から初夏)に掛けて花粉症もちの私は、くしゃみが止まりません。
仕方なく花粉症用の薬を購入して凌いでいるので、今日はその体験談を紹介します。
ニュージーランドでもよくある花粉症
花粉症は英語でHay Fever(ヘイ・フィーバー)と言いますが、自然の多いニュージーランドでは花粉が多く飛ぶらしく、花粉症になる人も多くいます。
ニュージーランドでは植林も盛んなようですから、杉やヒノキの花粉も飛んでいるのかもしれません。
移民系の知り合いのなかでは、「ニュージーランドに住んで数年経過すると(昔は大丈夫だったのに)花粉症を発症する」という噂まで流れました。
花粉症はアレルギーの1つ。小さい頃からアレルギー体質な私はむしろ「ついに来たか、花粉症」という感覚で、花粉症である事自体は諦めていたのですが、ニュージーランドに越してきてから迎えたこの春、水のような鼻水が止まらず困りました。
さて、ニュージーランドでも花粉症はよくあることなので、症状を抑える抗ヒスタミン剤も様々な物が市販されています。
ホームドクターに相談して、抗ヒスタミン薬を所要してもらうという手もありますが、薬局で自分で購入できる商品もあります。
今回は、抗ヒスタミン薬は以前使用したことがあったので、同じものを薬局で購入することにしました。
Histaclear:Cetirizine hydrochloride
花粉症で抗ヒスタミン剤を求めて薬局に行く場合は、抗ヒスタミン剤=Anti-histamine、花粉症=Hay Feverです。
“I am looking for anti-histamine for my hay fever” とでも言ってお店の方に相談してみましょう。
抗ヒスタミン剤は副作用として眠気が出るものがありますが、より新しい、第2世代の抗ヒスタミン剤は眠気が出にくくなっています。
眠気が出ないもの=Non-drowsyの物が欲しいと相談したほうが良いでしょう。
特に運転したり危険な仕事をする方の抗ヒスタミン剤使用は注意が必要ですから、その旨を含めて薬剤師さんやお医者様に相談しての服用が大切だと思います。
さて、私が利用している抗ヒスタミン剤はこちらです。
Histaclear:ヒスタクリアという商品です。
主成分はCetirizine hydrochlorideという物質で、一応眠気が出ない種類の抗ヒスタミン剤です。
セチリジン:Wikipediaページはこちらです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%81%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%B3
日本では同様の成分を含む「ジルテック」という商品が第一三共などから発売されているようです。
私は、こちらの商品を以前利用したことがあり、特に副作用もなく利用できたので、同じ商品を薬局で購入することにしました。
お値段は30錠(一日一錠なので30日分)で15~20ドルで販売されています。
利用法としては一日1錠飲むだけなのですが、抗ヒスタミン剤は万が一眠気の副作用が出ることを考慮して、夜に服用する方が多いようです。
もう一つ紹介すると、同じAFT Pharmaceuticalからの商品で、Fexaclear(フェキサクリア)という商品もあります。
上記のヒスタクリアとよく似たパッケージですが、黄緑色のパックです。
こちらの主成分はフェキソフェナジン(Fexofenadine)です。
フェキソナジンは日本では「アレグラ」という商品で使用されている抗ヒスタミン成分です。
フェキソフェナジンについてはこちらを参考
どの薬が合うかは個々の体質にもよるのかもしれません。もし日本で「ジルテック」や「アレグラ」を利用したことがあり、あっていた!という人は、それぞれと同じ主成分のお薬から試してみると良いかもしれませんね。
ニュージーランドで抗ヒスタミン剤を利用した感想
私はとりあえずヒスタクリアを利用することで、鼻水と目の痒みが軽減されて助かっています。
ちなみにヒスタクリアは6歳以上から一日一錠服用、2歳~6歳は一日2分の1錠の服用が、使用方法として明記されています。
子供の花粉症でも利用可能なお薬のようです。
我が家の息子もアレルギー体質なのですが、やはり花粉の季節はよく鼻水・目の痒みが出る他、主人の田舎でほこりっぽいところに行くと目がかゆくなって鼻水が止まらなくなったりします。
その様な際には、息子(8歳)もこのヒスタクリアを利用しています。鼻水などの症状が軽減されて過ごしやすくなるようです。
お薬の利用はやはり気を付けなければいけないので、お店の薬剤師・かかりつけ医師との相談をしながら、特に初回の利用の際には様子を見ながら使用することが大切だと思います。
でも自分に合うお薬さえ見つかれば、薬局でお手軽に購入できるので重宝です。
以上私の使用しているお薬の紹介ですが、何かの参考になれば幸いです~。
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