ニュージーランド、オークランド在住の我が家。
先日、かかりつけの医院でインフルエンザの予防接種を受けてきました。
今回はその体験談と関連情報をご紹介します。
インフルエンザ対策に予防接種を!
日本ではこれから冬が来てインフルエンザウイルスが猛威を振るう季節ですよね。
ニュージーランドでも、日本ほどではないですが、ウイルス性のインフルエンザが冬になると流行ります。
と言ってもニュージーランドの冬は雨が多くジメジメする地域が多く、インフルエンザウイルスは湿気に弱いため、乾燥する冬の日本の関東地方と比べると、あまり猛威を振るっている印象がありません。
人口密度も日本の30分の1ですし、人から人への感染も日本に比べればしにくいでしょう。
それでも一度かかってしまえば、インフルエンザ特有の高熱や、免疫力が低いと合併症を起こす危険があるため、怖い病気であることには変わりがありません。
そのため、ニュージーランドでもインフルエンザウイルスに対する免疫を付けるため、の予防接種を受けることが推奨されています。
ウイルス性のインフルエンザ=Flu と呼ばれますが、インフルエンザワクチンはFlu vaccinationと言います。
かかりつけのホームドクター(GP)で予防接種を受けることが出来ます。
ニュージーランドでもウイルス性インフルエンザの流行時期は冬のため、冬本格化する前の予防接種が最も効果が高いと推奨されています。
参考ホームぺージ:http://www.influenza.org.nz/
ニュージーランドでインフルエンザワクチンがタダで受けられる場合がある
さて、インフルエンザ予防の観点から重要なインフルエンザの予防接種ですが、基本的には任意で、自己負担で接種することになります。
ただし例外として、インフルエンザに罹ることで重症化するリスクを負う人の場合は、無償で接種可能な場合があります。
税金のお財布からインフルエンザワクチン代金を出してくれるというありがたいシステムです。
これに該当するのは下記の人たちです。
- 65歳以上の高齢者
- 心臓系、呼吸器系の持病を持っている場合
- 腎臓病を患っている場合
- 糖尿病患者
- がん患者
- その他難病に羅漢している方(病名リストあり)
- 妊婦さん
- 最近肺炎などの呼吸器官の病気で入院歴のある4歳以下の子供
さすがに旅行客ではなく、ニュージーランド在住者である必要はあると思われますが、普通にニュージーランドで暮らしていてお医者さんに通う機会のある方ならば、上記の条件を満たせばインフルエンザの予防接種が無料で可能になるようです。
65歳以上とか、妊婦さんとか、持病のある方など、条件がどれか1つ当てはまる人は結構いそうな感じです。
無料で予防接種が受けられるというのは、大変ありがたいですね。
参考文書:http://www.influenza.org.nz/sites/default/files/Eligibility%20Criteria.pdf
ニュージーランドでのインフルエンザ予防に?日本への帰省前に?予防接種をしておく!
本来インフルエンザ予防接種はニュージーランドの秋ごろに行うのがベストですが、今回私たちはつい先日=春に行いました。
理由はズバリ、年末に日本にちょっと帰省するから。
日本の年末年始って、インフルエンザ流行真っただ中ですよね。
折角の帰省時に、インフルエンザで寝込むというのは絶対嫌です。人込みに行かないとか、手洗いうがいなどの予防策はもちろん行いますが、予防接種も受けておこうということで、このタイミングでの接種になりました。
日本に帰ってからインフルエンザの予防接種していては間に合いませんよ!
インフルエンザの予防接種は接種してから効果が出るまでに2週間以上かかりますから、早めに接種しておくのが大切です。
インフルエンザの予防接種についてはかかりつけのGPで!
インフルエンザの予防接種は、かかりつけのホームドクター(GP)で受けることができます。
今回は時季外れの接種となったため、あらかじめGPに相談して、インフルエンザワクチンの在庫を確認しておく必要がありました。
インフルエンザワクチンの在庫がなければGPが注文してくれるので、その入荷を持っての接種となるそうです。
私たちは、無償で予防接種を受けられる条件には該当しなかったため、1人25ドルで自己負担で受けました。
日本でインフルエンザワクチンを接種しても1回3000前後が相場だと思うので、比較しても妥当なお値段だと思います。
ニュージーランドでインフルエンザの予防接種まとめ
以上、ニュージーランドでインフルエンザの予防接種を受けた体験でした。まとめると、
- ニュージーランドでも冬がウイルス性インフルエンザの流行シーズン
- インフルエンザ(ウイルス性)=Flu
- インフルエンザ予防接種=Flu Vaccine
- ニュージーランド在住の65歳以上、妊婦さん、持病を持った方はインフルエンザ予防接種が無料で受けられる
- 自己負担でのインフルエンザ予防接種は25ドル(私たちの場合)
- インフルエンザ予防接種はかかりつけのホームドクターで(GP)
関連記事:こちらもどうぞ!
インフルエンザ関連
インフルエンザの予防接種体験談:接種したのに罹ったけど軽かった我が家の場合
ニュージーランドでお医者さん体験
ニュージーランド・日本間での帰省