先日ニュージーランドのスーパーでHam Boneを見つけました。興味本位で購入してみると意外と重い!食べる部分も結構ある!以来スーパーで見つけると購入したくなるお気に入り食材となりました。
Ham Boneって何?
その名の通り、Ham =ハムの、Bone=骨の部分です。日本ではハム言うときれいに薄くスライスされているものしか売っておらず、ハム=薄いというイメージがあります。しかし海外のスーパーでは、特にクリスマス付近に、骨付きのでっかいハムの塊を売っているのを見かけます。
こんな感じのハムの塊
何キロあるの?っていうサイズです。これをざっくりと厚くスライスしてそのままで、又はハムステーキとしてクリスマスメニューの一つとします。そしてこのハムの塊の多くには、中心に太い骨がガッツリ入っていて、「豚の足で作りました!」感バリバリとなっています。
さて、スーパーではこれらの塊から薄いスライスハムを大量に切り出して、Deliコーナーで量り売りを行っています。その時に余った、骨の部分がHam Boneとして、Deliコーナーで売られている時があります。
Ham Boneは格安食材!
以上の通り、Ham Boneはスライスハムを作った後のある意味「残りかす」の部分なので、割安で売っています。私が常連のCountdownのDeliコーナーでは、一律3ドルで売っています。
早速1つ購入してみました。ズシッと重さがあります。
袋を開けてみるとこんな感じです。骨・皮がついていますが、かなりの量の身もついています!おいしそう!
Ham Bone はどのように使うもの?
現地の人による主なHam Boneの使い方は、スープの具にするためのようです。
Ham Boneに似た食材として、Bacon Bone とかBacon Hockという食材があります。こちらは正規の値段で良くお肉売り場で売っています。これをスープの素やお野菜、水と一緒にお鍋に入れて数時間煮込むと、Baconと骨から染み出るだしがおいしい、冬にぴったりのスープが出来上がります。
Ham Boneも同様に、スープの材料として使われるケースが多いようです(実際これがおいしいです!)。Ham Boneと似たような大きさのBacon Hockは4~7ドルくらいするので、Ham Boneは3ドルと大変なのではないでしょうか。
Ham Boneを分解して使うとお得!
けちけちと食費のやりくりをしている我が家では、このHam Boneからハム肉の部分を切り出して使ってみることにしました。
早速ザクっと肉を骨からはがします。おお、結構取れる取れる~
トントントン、と細切れにすると、ハムの小さな塊肉がたくさん取れました。これはチャーハンとか、野菜炒めとか、いくらでも用途がありそうですね。
測ってみたら、260g~280gくらい取れました。まだ骨の先っぽにはかなり肉がついていますが、スープにして食べたいのであえて残しておきました。
Ham Boneで作ってみた!
骨は野菜と一緒にお鍋に投入!ボーン(骨だけに)
ぐつぐつ煮ると、出汁がたくさんでて真っ白いスープになりました。お野菜の味がしておいしいスープが出来ました!
真っ白!
細切れにしたハムの塊たちのほうは、次の日の朝食に玉ねぎやジャガイモと一緒に炒めて、卵を掛けてスクランブルエッグ的にして食べました。小さな塊なので、薄いハムよりも食べ応えがありました。
Ham Boneを入手してみたい人はスーパーのDeliをチェック!
Ham Boneはいつでも置いてあるわけでは無いようですが、週に2回ほど行く地元のCountdownでは、Deliコーナーに高確率で置いてあります。「あったらラッキー」くらいの気持ちでDeliをチェックして、見つけたら購入するようにしています。
お野菜たっぷりのHam Boneスープも、Ham Boneのハム肉入りチャーハンもおいしいです!ニュージーランドのスーパーで見かけたらお試しあれ!