海外で日本食を食べる時、一番安いのは自作ですよね。我が家のお気に入りメニューの1つは「日本のカレーライス」です。カレールーを使って作るのが一番簡単ですが、今回はカレールーの購入にJapan Martまで行く時間が無かった&カレールー代も海外だと割高なため節約のために、インターネットで見つけた「カレールー無しでおいしいカレーを作るレシピ」を試してみました。
インターネットで「カレー」、「レシピ」、「ルーを使わない」とかで検索すると、たくさんのカレーのレシピが出てきます。インターネット上のレシピは無料で見れて大変便利ですが、良いものもあればあまり?な物もある気がします。実際にレシピを一つ一つ試してみた上で、お気に入りのレシピを見つけたい所です。
おしゃべりクッキングのホームページを参考に
今回、参考にしたのは、テレビ朝日のおしゃべりクッキングで紹介されたレシピです。参考にしたレシピはこちら⇒https://www.asahi.co.jp/oshaberi/recipe/20160408.html
このレシピを選んだ理由としては、以前日本に住んでいたころにおしゃべりクッキングをテレビで見ていたのですが、おしゃべりクッキングで紹介されるレシピは基本的に家庭でできる材料を使い、技術的にも簡単なものが多かったからです。
上記のレシピでも普通の「カレー粉」を使用するため、様々な種類のスパイスを購入して用意するが必要ありません。ただの「カレー粉」が一番安いし、カレー以外の様ともたくさんありますからね。
レシピから参考にした点
上記のレシピからは特に味付けを参考にさせてもらいました。カレー粉はもちろん、リンゴやはちみつ、ジャムを入れる量を参考にしました。塩は少なめに調節しました。野菜の量が元レシピではg表記になっていますが、こちらは厳密に測る気にはならず自分が入れたい量で作りました。
今回牛肉ではなく豚肉を使用しました。レシピはやっぱり、ちゃんと野菜を炒めたり、カレー粉を炒めたりと本格的ですが、我が家は手抜きのため煮込みを圧力鍋で行って一気に行い、そこにフライパンで別に作ったルーを入れた形にしました。
このレシピの味付けを参考に作ってみた感想
中々「日本のカレー」っぽい味が出来ており、おいしかったです。濃厚でコクがある…というよりは、シンプルな味でした。そして、思ったより辛いです!市販のカレー粉を大匙2、投入していますが、途中で味見していみると中々辛い!
本来辛いもの(キムチとか)が好きな私にも辛く感じたので「辛すぎ?」と心配しましたが、煮込んでいるうちにマイルドになり、最終的には食べられる辛さに落ち着いてきました。出来上がりは小学校低学年の息子でも食べられました。それでも、食べているうちに内側から体がポカポカしてくる辛さがありました。
カレー粉をこれ以上減らしてしまうと味が薄くなってしまいそうですから、さらに辛さを抑えたいという場合はパプリカなど、辛くないスパイスを購入してきて調整すると良いのかな?と思いました。
カレールーを使用しないカレーレシピで検索した際は、トマトケチャップとかウースターソースとかを入れるレシピが多かったですが、おしゃべりクッキングのレシピではこれらが入っていませんでした。次回はトマトケチャップかウースターソースを使用するレシピも試してみたいですね。
手抜き版を作ってみた時の詳細!
1.まず野菜と肉を刻んで圧力鍋に放り込みます。小さいニンジン4本、小振りの玉ねぎを3個、ジャガイモ3個です。玉ねぎはとろとろにとかしたいので薄く、他はゴロゴロと大きめに切りました。
同じく大きめの一口大に切った豚肉と一緒に圧力釜に入れ、ちょうど具が浸かるくらいの量の水と、ローリエ(英語ではBay Leaf)を1枚入れて、蓋をして火にかけました。
2.お鍋を火にかけている間に、リンゴ(ニュージーランドの小さいやつなので1個)とニンニク2欠け、ショウガも多めに4㎝くらい?すりおろして準備しておきます。
3.その間に大匙山盛り3倍分の小麦粉と、カレー粉大匙2、塩少々・コショウ少々をフライパンに入れてそのまま少し混ぜました。そこにお水を1カップ入れて、玉にならないように良く混ぜます。混ぜ終わってからゆっくりと過熱し始め、ドロドロしだすまで弱火で練りました。
どろどろーん かなり黄色味が強いですね
ルーを自作する場合は本来は小麦粉とカレー粉だけで炒めてから伸ばしていきますが、玉になりやすく毎回苦戦するので、今回は水を先に混ぜて良く練ってから、ゆっくり熱する方法をとりました。本当は自作ルーやホワイトソース作りで一番簡単なのは、電子レンジだと思います。我が家にはまだレンジが無いのですが、ある方はレンジでの作り方を探してみると良いと思います。
4.圧力鍋の方は、15分もぐつぐつすればお肉に火が通り、玉ねぎがクタクタになっていました。煮崩れを防ぎたいので、ニンジンとジャガイモは一度取り出しました。お鍋を傾けて、煮汁の大半をボールに一度移します。お鍋の中にはクタクタの玉ねぎと、お肉と、取り切れなかった煮汁が残った状態です。
5.先ほどフライパンで作っていた3.のルーに、4.の煮汁を少しずつ入れて混ぜながら熱していきます。水分はどんどん飛ぶので、4.の煮汁を入れながらとろとろ具合を調整します。丁度よいかな~というところで、フライパンの中身を全部お鍋に移します。
6.ここではちみつ大匙1、ジャム大匙1、すりおろしていたニンニク、リンゴ、ショウガを鍋に入れて、混ぜながらんとろ火にかけて10分ほど煮込みます。とろとろ具合は、残りの煮汁を加えて好みに調整します。最初はサラサラすぎたかな?と思いましたが、煮込んでいるうちに丁度よい感じになってきました。
この辺で最初に味見したらすごく辛かったのですが、暫く煮込むとマイルドに。不思議。
7.バターまたはマーガリン小さじ1を投入、味見をしながら塩・胡椒で味を調節します。ここに取り分けておいたニンジンとジャガイモを入れて、とろ火でもう5~10分ほど煮込んで出来上がりとしました。
8.ごはんと一緒に盛り付けていただきます!
感想は前述の通りです。おいしかったです。