そんな和食で欠かせないのがやっぱり米、そして米を炊くための炊飯器!我が家は海外への引越しに際して、海外仕様の日本の炊飯器をわざわざ持ってきたクチです。ベタですけど、日本の炊飯器(海外仕様)はほんと素晴らしい!これから海外へ引越される方、海外在住のご家族・ご友人を訪問する予定のある方、海外仕様の炊飯器を持っていくと絶対に良いですよ!
…というわけで、参考までに我が家の可愛いマイ炊飯ジャーこと、海外仕様の炊飯器を紹介します。
象印メーカーの海外仕様の炊飯器!
早速、我が家の可愛い可愛い炊飯器です!
じゃーん
これら海外仕様の炊飯器たちは、220~230Vの電圧に対応しており、日本国内では使えません。あくまで海外で使用する用の製品です。
我が家のマイ炊飯ジャーの製品番号は、NS-YMH10という5合炊きのモデルです。「極め炊き」と言うモデルのようですね。海外仕様の炊飯器までずらっと多種揃っているなんて…アマゾンもヨドバシでも、海外仕様の炊飯器の需要があるのでしょうね。
ヨドバシカメラの炊飯器コーナーでは他のモデルや他のブランドの炊飯器も置いてありました。このモデルにした理由は、ずばり日本の自宅で利用して気に入っていたのが象印メーカーであったことと、このモデルがお値段がお手頃だったからです。日本の自宅の物も同じ象印メーカーなので、ボタンの配置とかメニューに愛着があったのでこちらにしました。
でもこちら、さすが海外仕様というだけあって、ターゲット層がどうやら中国語圏の方々なのですね。
ドカーンと張り付けられている中国語の宣伝
メニューのボタンは、デフォルトは英語と中国語の2か国語になっています。付属で日本語と韓国語のシールがついてきていて、日本語で利用したい場合には、このシールを上から貼ります。
ペロッとね
シールを貼り終えると普通に日本語っぽいボタンになりますが、メニューの画面は相変わらず英語です。
内側の釜の部分は、英語表記になっています。まあ不自由はしません。
コンセントのアダプターは購入必須!
こんな感じの炊飯器です。海外仕様なので、220 ~230Vを使用している国なら変圧器など用意する必要はありません。ただし、コンセントの形状が国ごとに異なりますので、コンセントのアダプターは用意してあげる必要があります。海外旅行用の「変換プラグ」とか「変換アダプタ」と呼ばれるものです。このようなプラグは日本国内でも、海外に到着してからでも購入可能です。日本国内のヨドバシカメラでは、旅行関係の商品が置いてあるフロアで陳列されています。
どいういうことかと言うと、上記で紹介した我が家の海外仕様炊飯器ちゃんは、このようなコンセントになっています。このままではどこにも差せません。
で、購入した変換プラグはニュージーランド対応の物なのですが、それは片側がこんな感じです。ニュージーランドのコンセントに差す側です。
もう片側はこんな感じ。こちらに先ほどの炊飯器のプラグを差し込みます。
差すときちょっと硬いんですね。よいしょッと力が要ります。
変換プラグ装着完了!これでニュージーランドのコンセントに指せます。
日本の炊飯器は手持ち荷物?郵送?
私は上記のようなプラグと炊飯器は両方とも、日本国内で購入して持参しました。しかも、実は私はこれを2セット購入していました。1セットは友人のプレゼント用、もう1セットが自宅用です。日本で家電製品を購入した方はわかると思いますが、かなりしっかりとした箱と発泡スチロールのケースに入っていますよね?この炊飯器もそうなので、友人へのプレゼント用の炊飯器は、購入した箱に入ったままSAL便という安い航空便でニュージーランドの友人宅へ直接送付しました。無事到着して大変喜ばれました。
もう1セットは自宅用で、上記で紹介した炊飯器ちゃんです。こちらはニュージーランドに到着してすぐ使用したかったので、飛行機の機内持ち込み手荷物にして持ってきました。
その際、炊飯器のパッケージに入ったままだと、さすがに手荷物としてはカサが大きすぎてしまいます。そこで、自宅で梱包から出して、炊飯器本体だけをバスタオルでグルグル巻きにして大きな手提げかばんに入れました。念のためのクッション材として、炊飯器の上下に子供のおむつとか洋服も一緒に入れました。
これで飛行機内の頭上収納スペースにしまうことが出来る大きさで、無事飛行機で一緒に移動することができました。
ニュージーランドの炊飯器はどんな感じ?
この様にして現在、ニュージーランドの我が家で食事の準備に大活躍してくれている日本の炊飯器ですが…そもそもどうしてここまで炊飯器、炊飯器言うのか?ニュージーランド現地にいない方はピンとこないかもしれません。そこで参考までに、ニュージーランド大手電機店であるNoel Leemingで売っている炊飯器がこちら!
一例を記載すると一般的な炊飯器はこんな感じです。
Breville Rice Cooker 99ドル!(1NZドル=80円の時で約8000円)
価格は安いけど、セールスポイントが
- Auto off function →自動的にスイッチが切れます(当然じゃ!)
- Keep warm setting →保温出来ます(保温もできないことあるの?)
- Cook 'n' look glass lid →ガラスの蓋です(普通の鍋のふたみたいなやつ)
- Non-stick aluminium steaming tray →ノンスティックのアルミ釜です(軽ーいやつね)
- Includes measuring cup and serving spoon →カップとスプーンついてます(当然じゃ!)
何が問題って、タイマーが無いの、タイマーが!!
これじゃホカホカのごはんが朝ごはんやお弁当用に、朝一番に炊けないの!
じゃあもっと高いのはどうなのか?
執筆時点(2017年8月)で一番高い炊飯器がPhilips Grain Master 199ドル(1NZドル=80円の時で約16000円)
こちらはマスターという偉そうな名前ですが、昔は無かったモデルで、大分良い感じ!
- 4 litre bowl capacity →4合炊き(ちょっと少ないかな?)
- 8 multifunction programs →8つのメニュー(おお!)
- 24 hour preset timer ensures rice and meal ready on time →タイマー付き(おお!)
- 5 layer crystal black non stick pot for even heating and easy cleaning →5層のノンスティック釜(これはよくわからない)
でも、1万6000円出すのならば、海外向けの象印(小さいサイズのやつ)が買えてしまいます。正直、炊飯器の性能で日本製の右に出るものはそうそう無いと思いますので、私はやはり日本製の炊飯器派です。
海外生活中もお弁当は銀シャリのおにぎり
…というわけで、日本から持ってきた炊飯器は今日も大活躍です。我が家の炊飯器は5合炊きの物ですが、4人家族の我が家では丁度良いサイズです。
現地のスーパーのお米で
朝起きるとごはんが炊けています!
朝ごはんに、そして子供が学校へ持っていくお昼ごはんのおにぎりを作るのに大活躍しています。現地の食事もおいしいけど、さすがにお米(と炊飯器)無しでは生きられそうに無い我が家です。
以上、海外仕様の炊飯器の購入を検討している方の参考になれば幸いです。