最近ニュージーランドでは野菜の価格が高騰しています(野菜価格高騰に関するニュースの紹介はこちら)。そんな中でも野菜を食べないわけにはいかないし、予算を考えながら毎日のごはんを作るのは中々大変です。そんな中、やりくりメニューの一つとして最近よく我が家で作っている「もやしのアーモンド和え」について紹介します。
もやしはニュージーランドでも安いよ!
日本でも節約料理といえば活用される「もやし」。いろいろな種類の豆を発芽させて間もない状態で収穫するもやしですが、安いだけでなくビタミンCや食物繊維が豊富で、体にも良いようですね。
英語ではBean Sproutと呼ばれ、あちこちのスーパーで売っています。普通のスーパーでも売っていますし、中国系のスーパーにも冷蔵コーナーに置いてあることが多いです。
日本では一袋20円台とか30円台で購入できるもやしですが、ニュージーランドでも購入できます。ただ日本ほどは安くなく、500gの一袋でNZ$1.60(130円くらい)前後のお値段です。
日本に比べると高いですが、ニュージーランドでは現在、野菜価格が高騰中で、そもそもブロッコリーが1つ3ドル、キュウリが一本3.50ドルという状況。ですから、もやしは野菜の中では安いと言えると思います。安くおかずを一品増やしたい時や、炒め物・サラダなどのボリュームを増やしたい場合には大変便利です。
もやしのアーモンド和えにした理由
もやしはいろいろな料理に使えますよね。息子は日本の学校に行っていたとき、給食に出る「もやしの胡麻和え」が好きでした。そこで、もやしの胡麻和え風の料理を作ろうと思いましたが… スーパーで中々売っていないのですよね、「いりごま」が。
あまり洋食では胡麻を食べるという習慣がないのか、普通のスーパーではいりごまが売っていません。胡麻自体はSesami Seedとして、健康食品店(例えばHuckleberry
)などで測り売りをしていますが、自分で炒って挽くのはかなり手間がかかる。かといって、日本からの輸入いりごまをJapanマートなどで買うのでは、鮮度とか価格とかが問題になってくる…
そこで、胡麻のこってりした風味を他の物で代用しようと、アーモンドに行きつきました。ちなみに、クルミでも良いかもしれません。荒めに粉砕されたアーモンドなら普通のスーパーでもたくさん売っていますし、お値段も法外ではありません。
今回使用したのはこちら
もやしのアーモンド和え作り方
作り方は超簡単です!
1.まず、もやしを下茹でします。お鍋にお湯を沸かし、もやしを投入して2-3-分ゆで、火が軽く通ったと思ったらざるで冷まします。火を通しすぎると歯ごたえが失われるので注意!本当はこの時にお湯に塩をいれておくようですが、やってません。
ゆでるだけ!
2.冷ましている間に、醤油大匙1、砂糖大匙1をよく混ぜます。そこにアーモンドパウダーを大匙2加え混ぜます。
混ぜるだけ!料理と呼べるのか…
3.もやしと上記のミックスを混ぜます。できれば、食べる直前に混ぜたほうが良いです。混ぜてから時間を置くとどうしてももやしの水分が出てきてしまいます。
混ぜ混ぜ…
完成!
本当にもやしだけの1品が完成…でも箸休めというか、もう1品!というときにはとても良いですよ。
息子の感想
ちなみに、日本の給食のもやしの胡麻和えが好きだった息子にはこの「もやしのアーモンド和え」は大変ヒットして、パクパク食べてくれました!アーモンドだって体に良いですから、もやしと一緒に少しづつ摂取するのはきっと健康にも良いはずです。毎週1-2回作っています。
おまけ*アーモンドの保存
さて、今回使用したアーモンドですが、もやしの料理のために購入して使用というのももったいない話ですし、1回に少ししか使いません。私は350g入りをNZ$5ドル代で購入しましたが、なかなか無くなりません。そんなときにお勧めなのは冷凍保存。
アーモンドは酸化しやすい食べ物ですので、残りのアーモンドは袋ごと輪ゴムをして冷凍庫に入れときましょう、これで半永久的に持ちます!パラパラで水分の少ないアーモンドですから、冷凍庫に入れておいても固まったりすることは無いです。使用する直前に袋を冷凍庫から取り出して、普通にスプーンですくいだすことができます。
アーモンドは手作りパンやクッキーにちょっといれても、コクがでておいしいです。そんなレシピもまた後日、紹介できたらなと思っています。