食事に、レジャーに大活躍の値引きクーポン券がたくさん詰まった本、エンターテイメントブック(Entertainment Book)。果たして2017/2018年オークランド版ではどのような特典が受けられるのか?続いてセクションB~Gの内容を確認することにしました!
セクションB~Fはクーポン形式
セクションB~FはEntertainment Goldカードは関係ありません。こちらのセクションには、切り取って持参するクーポンがずらっと並んでいます。該当するクーポンを切り離してお店で手渡すことで、割引などの特典が受けられるようになっています。
1つの利用施設で何枚かのクーポンが入っていることがありますが、クーポンによって受けられる特典が異なる場合もあります。
例えばセクションDには、スターバックスコーヒーで利用できるクーポンが3枚あります。
*1枚はホットドリンクの注文時に同じ価格以下のホットドリンクが1杯無料になるクーポン
*2枚目はホットドリンクとマフィンをセットで購入した場合にもう1セット無料になるクーポン
*3枚目はフラペチーノを頼んだ時にもう1つ無料になるクーポン、となっています。
このような場合は、自分がする注文・受けたい特典に合わせたクーポンを提示する必要がありますので要注意です。
セクションBはカフェ・ビストロ系レストラン
セクションBは、Café and Bistro Diningとなっており、おしゃれなカフェやビストロ系のレストランで使用できる割引クーポンが並びます。その多くは、最終的な代金から25%値引きになるというもので、最高値引き額が25~40ドルに設定されています。
含まれているレストランの例としては、Hokkaido、Brew on Quay、Britomart Country Club、jones the grocer、Mai Thai、Janken、 Yaruki Japanese Restaurant、Kushi Japanese
Kitchen and Barがあります。すべてで165店舗のクーポンがセクションBに含まれていました。
セクションCはカジュアル・ファミリー系レストラン
セクションCはCasual Restaurant and Family Diningとなっており、141店舗のレストランで使用できるクーポンが並びます。特典内容はセクションBと似ていて、最終的な勘定から最大20~40ドルまで、25%割引きしてくれるというものが大半です。
入っているレストランとしては、Mamma Mia Pizzeria
Restaurant、Circus Circus、Sierra Café、Robert Harris Cafésなどが並びます。自分の好きなレストランがあるかな~とリストを眺めるだけで楽しくなります。
セクションDはテイクアウェイ系!マクドナルドも!
セクションDはInformal Dining and Takeawayとなっており、テイクアウェイができるファーストフードチェーン店のクーポンも多く並びます。そのためクーポンを使う機会は多くありそうですが、このセクションのクーポンは、代金全体から25%値引きのようなクーポンは少なく、「特定のメニューを購入した際にもう1つ無料でもらえる」といったタイプの特典が多くなります。
例えば、車での長距離移動の際にはトイレ休憩に・食事に誰もが立ち寄るマクドナルドに関しては、マクドナルド店舗のクーポンが6枚、McCafe用クーポンが3枚入っています。マクドナルド店用クーポンは3種類それぞれ2枚ずつで、ビッグマックを購入した際もう一つ無料、同様のチーズバーガー用クーポン、同様のベーコン&エッグマフィン用クーポンとなっています。
このようなクーポンでは単純な値引きで無いため利用する用途が限られますが、それでも友達や家族と2人で行けば実質半額となるため、大変お得です。セクションDには117枚のクーポンが含まれますが、1つのチェーンで最大6枚のクーポンがある場合があります。
セクションDには上記マクドナルドの他、ケンタッキー、Wendy’sのようなファーストフード系、St Pierres Presents Sushi of
Japan、Oportなどのテイクアウェイ系、スターバックス、ロバートハリス、Esquires Coffeeなどのコーヒー店系、Eves Pantry、Dunkin Donuts、Cheese cake shopなどのデザート系も含まれています。
セクションEはレジャー施設用クーポン!
セクションEはArts、 Sports and Attractions、となっており、飲食店ではなくレジャー施設で使用できるクーポンが多く並びます。受けられる特典としては、「施設の利用料が値引きになる」場合もあれば、「2人で利用した際の施設の利用代金が1人分無料になる」ような場合もあります。
映画館や動物園、遊園地などが含まれており、レジャー施設を楽しむ家族連れには大変お得となります。
例えばこちら、オークランドの遊園地といえばRainbows Endですが、こちらのクーポンでは子供一人が遊園地全乗り物乗り放題となるスーパーパスが無料となります(別途大人か子供が正規値段で一緒に購入する場合のみ使用可能)。子供のスーパーパスは本来48ドルですから、このクーポン一枚使用するだけで48ドルもお得!!これは大きいですね。
家族連れに大人気のオークランドZooのクーポンもあり、こちらは本来28ドルの大人の入園料が一人分、無料になります(別途大人が正規値段で一緒に購入する場合のみ)。大人二人で観光に言う場合は、実質半額になりますね。
オークランドフィルハーモニーオーケストラのチケットや、ラグビーのチケット、Kelly
Tarlton’s水族館、スカイタワー、フェリーやバンジージャンプなどの施設でこのような値引き・特典が受けられるクーポンが多数あります。家族連れや観光客にとって大変お得なラインナップとなっています。ちなみにセクションEには165枚のクーポンが載っていました。
セクションFはその他サービスのクーポン
セクションFは、Local Shopping and Servicesとなっており、上記に含まれないようなお店・サービス業対象のクーポンが含まれます。セクションFで対象店舗となっているのは、例えば車のチェックや修繕、オイル交換の値引き、マニキュアやスパの値引き、耳鼻科や眼科の値引き、レンタルビデオの値引きと多種多様です。
特に車関連のクーポンが多々あるので、使用すればかなりの節約につながるのでないでしょうか?セクションFには142枚のクーポンがありました。
セクションGはオークランド外のホテルやリゾート関連も
最後のセクションGはクーポン制ではなく、Entertainment Bookのホームページ(www.entertainmentbook.co.nz)から購入をすることで、買い物やレジャー関連施設の利用料が割引されるというものです。
NZ国内で利用できるものとしては、Supercheap
AutoやJB Hi-Fiのギフト券の割引や、Woman’s Day、Foodといった雑誌の定期購読割引(最大50%!) 、レンタルカー各社の割引などが紹介されています。
また、このセクションには国外(主にオーストラリア)のレジャー施設で受けられる割引・特典も紹介されています。ゴールドコーストのレジャー施設15%割引、オーストラリアZoo15%割引などです。
そして最後に、Corpthoneなども含むニュージーランドまたはオーストラリアにあるホテルで割引を受けることができ、その一覧が紹介されています。セクションGは125番までの割引情報があり、それ以降にはEntertainment
Bookの使用説明などが記載されていました。
エンターテイメントブックは持っていいて損はない!
以上A~Gセクションまでの内容の概要をざっと説明しました。本当に多くの業種のサービスで使える多数のクーポンが提供されていて、見るだけでかなり楽しい&時間がかかりました。これに加えて、Entertainment Bookの紙版には乗っていない、オンラインでのみ確認できる新しい割引オファーもあるそうですから、驚きです。
レストランクーポンやレジャークーポンならば、一枚使うだけで30ドルほどは節約できてしまうので、数枚の使用で70ドルの元が取れてしまう計算になります。ホテルの割引などをうまく使用すれば、一回で元が取れてしまうかも…
レストランを利用しない人でも利用価値あり
レストランで外食はあまりしないという人でも、ファーストフード系やレジャー系、サービス系のクーポンなど、レストラン以外の特典が充実しているので、十分利用価値があると思います。
かくなる我が家も、子供がいるのでレストランでの外食はほとんどしません。が、子供を連れて遊園地や動物園などレジャー施設を利用する機会がたまにある、そしてファーストフード系のクーポンやサービス系のクーポンは通年を通して使用する機会がある、という理由により購入をしています。
エンターテイメントブック購入の注意
エンターテインメントブックは使用期限が決まっています。今回購入した本は2017/2018年版なので、使用期限は2018年の6月1日です。2018年に入ると今度は2018/2019年版は発売されますから、こちらを購入するようにした方が良いでしょう。
エンターテイメントブックを扱っている活動団体は、エンターテイメントブックの見本を持っています。小学校や幼稚園のような団体ならば見本を提示してある場合がほとんどですし、スポーツクラブなどならば、代表者から見本を見せてもらえます。購入を検討している人は、まず扱っている活動団体を探した上で、見本を見せてもらうと良いでしょう。
現在のエンターテイメントブックの内容をもっと細かく知りたい!という方は、インターネット上でのプレビューもあるので、こちらを参考にしてみてください。
エンターテイメントブック全般についてはホームページを参考にしてみてください。